
デリバリーサービス「Wolt」を運営するWolt Japanは2025年9月2日、デリバリーの商品価格を店頭と同じにする取り組み「デリバリーなのに店頭価格」を東京都内の港区・新宿区・渋谷区で開始した。対象店舗ではアプリやウェブ上の表示が「店頭価格」となり、商品価格は店頭と同一となる。なお、別途サービス料と配達料は発生する。

開始時点の参加店舗は360店以上で、シェイクシャックやぼてぢゅうなどが含まれる。配達受付時間は午前8時から翌午前1時まで(店舗により異なる)。サブスクリプション「Wolt+」の配達料無料特典やサービス料3割引特典も利用でき、支払総額の低減が見込めるとしている。
同社は、日本ではデリバリーの掲載価格が店頭価格より高く設定される商慣行が一般的であるとし、物価上昇で家計負担が増す中でも利用しやすい価格設定を目指すとしている。