ソニーが開発中とみられる次期フラグシップ完全ワイヤレスイヤホン「WF-1000XM6」らしきデバイスが、中国の認証機関を通過したことが明らかになった。海外のオーディオ関連ブログ「The Walkman Blog」が報じている。これにより、待望の新型モデルの登場が現実味を帯びてきた。

今回認証を通過したのは、モデル番号「YY2985」というデバイス。この番号は、以前からWF-1000XM6のものではないかと噂されていたものだ。認証情報によると、2025年9月12日付で登録が確認されたという。
気になる発表時期だが、過去のモデルの例からある程度の予測が立てられている。前モデルの「WF-1000XM5」は、中国での認証から約170日後に正式発表された。また、兄弟機であるヘッドホンの「WH-1000XM6」は、同じく中国での認証から130日後に発表されている。
これらの前例に当てはめると、WF-1000XM6の発表は早ければ2026年1月下旬、あるいは3月上旬になる可能性がある。もちろんこれはあくまで過去のデータに基づいた推測に過ぎないが、一つの目安にはなるだろう。
いずれにせよ、製品開発が次の段階に進んだことは間違いない。今後は、米連邦通信委員会(FCC)など他の認証機関での情報公開が待たれるところだ。