PayPay保険サービスとPayPayは10月16日、PayPayアプリ内の「PayPayほけん」ミニアプリで「インフルエンザお見舞い金」の提供を今年も開始した。
今年はインフルエンザの流行シーズン入りが例年より早く、厚生労働省が10月3日の時点で流行入りを発表している。これは昨年より約1カ月早いタイミングだ。こうした状況を受け、同社は昨年の提供開始日より8日前倒しして保険の販売を始めた。
加入者の傾向は?

本保険は2023年1月に国内初のインフルエンザ特化型保険として提供を開始し、累計加入件数は14.4万件を突破した。2024年10月からの約6カ月間では6.5万件の申し込みがあった。
加入者の傾向として、30代から50代は家族と一緒に加入するケースが多く、全世代で7割以上が最大額7000円の治療保険金が支払われる「安心プラン」を選択している。
昨年度の加入者には「リピート割」が適用され、月額240円から加入できる。これは加入プランや期間にかかわらず、同一のPayPayアカウントで申し込むと自動的に10円割引される仕組みだ。
3つのプランを用意
保険期間は2025年10月26日から2026年4月30日まで。お手軽プラン、基本プラン、安心プランの3種類があり、治療保険金はそれぞれ3000円、5000円、7000円となっている。入院保険金は全プラン共通で3万円だ。
| プラン | 治療保険金 | 入院保険金 |
|---|---|---|
| お手軽 | 3,000円 | 3万円 |
| 基本 | 5,000円 | 3万円 |
| 安心 | 7,000円 | 3万円 |
保障の対象は、保険期間中にインフルエンザA型またはB型に罹患し、医療機関で抗インフルエンザ薬を処方された場合や、継続した2日以上の入院を開始した場合となる。
PayPayアプリから申し込みから保険料の支払い、保険金請求まで完結する。本人確認済みの場合は氏名などの入力が不要で、家族分もまとめて申し込める。保険金請求時は領収証などをアップロードするだけで手続きが可能だ。