デジタル庁は11月10日、マイナポータルのバックエンドシステムについて、2026年1月1日に大規模な改修を実施すると発表した。利用拡大に対応し、より安定したサービス提供を目指す。
マイナポータルはこれまで、引越し手続きやパスポート申請といった機能を拡充してきた。その結果、2025年3月には月間ログイン数が3000万件を突破するなど、利用が大きく伸びている。
今後は子育て支援や健康・医療分野など、ライフステージに応じた新たな行政サービスの提供も予定されており、さらなる利用増加が見込まれる状況だ。
今回の改修では、こうした利用拡大を見据え、柔軟かつ迅速な機能追加が可能な体制を整える。また、災害時でも継続的に利用できる環境の構築も目指す。
改修作業中は一時的にマイナポータルが利用できない期間が発生する。具体的なメンテナンス日程については、マイナポータルの公式サイトで案内される予定だ。
