Metaは10月16日(米国時間)、Mac版とWindows版のMessengerデスクトップアプリを廃止する。廃止後、ユーザーはアプリにログインできなくなり、Facebookのウェブサイトへ自動的にリダイレクトされる。
ユーザーにはアプリ内で通知が届く。通知後、60日間はアプリを使用できるが、期間終了後は完全に利用できなくなる。Metaは使用不可となったアプリの削除を推奨している。
チャット履歴を保存するには、ウェブ版への移行前にセキュアストレージを有効化し、暗証番号を設定する必要がある。設定は、プロフィール写真上の設定アイコンから「プライバシーと安全」→「エンドツーエンド暗号化チャット」→「メッセージのストレージ」と進み、「セキュアストレージをオンにする」で確認できる。移行後は、すべてのプラットフォームでチャット履歴が利用可能になる。
Facebookアカウントを持たないMessenger専用アカウントのユーザーは、Messenger.comにリダイレクトされ、Facebookアカウントを作成せずにログインできる。なお、iOSやAndroid向けのモバイル版アプリは引き続き利用可能だ。