Appleの次期「iPhone 17」シリーズで、物理SIMカードトレイの有無によりバッテリー容量が異なる可能性があると報じられている。中国の規制データベースに現れたとされる登録情報を基に、eSIM専用モデルは内部スペースの余裕を活用して容量がわずかに増えるという。具体的にはeSIMのみの個体が数%上回るとする見方が出ている。
数値では、iPhone 17 Proは3988mAhに対しeSIM版が4252mAh、iPhone 17 Pro Maxは4823mAhに対しeSIM版が5088mAhとされる。
背景として、Appleは米国ではiPhone 14以降をeSIMのみで販売し、他地域では物理SIMを併売してきた。iPhone 17世代では薄型の「iPhone 17 Air」を中心にeSIM専用が国際的に広がる可能性が指摘されており、地域や仕様の違いが電池容量に反映される構図だ。
当然ながらAppleは現時点で仕様を公表していないため、容量差が実機で維持されるか、また地域ごとのSIM仕様がどう整理されるかは不透明である。