iPhone 18への搭載が見込まれる次世代チップ「A20」の製造コストが、前世代比で約80%増となる280ドル(約4万円台前半)に達する可能性がある。AppleInsiderが報じた。

コスト高騰の主因は、TSMCの2nmプロセスへの移行にある。新技術「ナノシート(GAA)」の導入に伴う製造難易度の上昇や、高度なパッケージング技術、メモリ価格の高騰などが重なり、製造単価を押し上げているという。

莫大なコストを投じて微細化を進める背景には、オンデバイスAIの処理能力向上やバッテリー寿命の改善という目的がある。今回のコスト増が最終的なiPhoneの端末価格に転嫁されるかは不明だが、性能進化と価格のバランスをAppleがどう判断するかが今後の焦点となる。

画像:Apple