Googleは現地時間11月7日、ビデオ会議サービス「Google Meet」で使える絵文字リアクション機能を大幅に拡張したと発表した。これまで限られた絵文字しか使えなかったが、今後はフル絵文字ライブラリにアクセスできるようになる。

従来のGoogle Meetでは、会議中に送信できる絵文字が限定されていた。今回のアップデートにより、ユーザーは幅広い絵文字を使って、会議中にリアルタイムで反応を示せるようになる。
この機能は管理者によってデフォルトでオンになっており、ドメインや組織単位、グループレベルで設定を変更できる。会議の主催者や共同主催者は、主催者コントロールを使って会議ごとにオン・オフを切り替えることも可能だ。
ただし、いくつかの制限がある。Meet Roomsのハードウェアや、ライブストリーム視聴者は拡張絵文字セットから反応を送信できないが、受信と表示は可能だ。またiOSデバイスについては、拡張絵文字を送信する機能が後日追加される予定で、当面は他のプラットフォームから送信された絵文字を受信・表示するのみとなる。組織のカスタム絵文字には対応していない。
管理者向けの設定は11月6日から段階的に展開され、エンドユーザー向け機能は迅速リリースドメインで11月19日から、予定リリースドメインでは12月9日から利用できるようになる。
この機能はGoogle Workspace BusinessスタンダードおよびBusiness Plus、Enterpriseスタンダード、Enterprise Plusで利用できる。
画像:https://workspaceupdates.googleblog.com/2025/11/more-emoji-reactions-google-meet.html