ChatGPTに低価格「Go」プラン インドで先行提供

ChatGPTに低価格「Go」プラン インドで先行提供

OpenAIは、対話型AI「ChatGPT」の新たな有料サブスクリプション「Go」をOpenAI Help Centerで公開した。提供は当面インドに限定し、月額399ルピー(約680円)で順次提供するとしている。同社ヘルプセンターは、人気機能へのアクセスを拡張しつつ低価格を実現したエントリー向けプランと位置付ける。

Goは無料版に含まれる機能に加え、GPT-5の利用枠や画像生成、ファイルアップロード、データ分析ツールの利用枠を拡大し、会話の記憶(コンテキスト)も長く保持できる。プロジェクトやタスク、カスタムGPTの利用も柔軟になる。一方、旧モデル(4oなど)の提供は対象外とされる。

決済はクレジットカードに加えてインドのUPIに対応する。上位の「Plus」(月額1,999ルピー)は思考系・レガシーモデルやAgent Mode、動画生成のSoraなど高度機能を含むが、Goは価格を抑え日常利用の上限拡大を重視した設計だ。

OpenAIは「Go」の提供地域を今後拡大する方針だが、開始時期や日本での提供可否は明らかにしていない。まずはインドでの運用を踏まえ、順次判断するとみられる。

未分類カテゴリの最新記事