半導体大手のAMDは、対話型AI「ChatGPT」などを手掛けるOpenAIと、複数年にわたる戦略的パートナーシップを締結したことを発表した。この提携は、AMDのコンピューティング技術を世界のAIインフラ構築の中心に据えることを目的としている。
発表によると、このパートナーシップは複数世代の製品にまたがる長期的なものとなる。
計画では、合計で6GW(ギガワット)規模のAIインフラを構築。その第一弾として、2026年後半からAMDのGPU「Instinct MI450」シリーズを1GW分導入し、運用を開始する予定だ。
両社はこの提携を通じて、非常に大規模なAIの展開を可能にし、AIエコシステム全体の発展を推進していくとしている。