Amazonの物流拠点、ついに日本でも見学可能に「Amazon Tours」が千葉で受付開始

Amazonの物流拠点、ついに日本でも見学可能に「Amazon Tours」が千葉で受付開始
画像:https://www.aboutamazon.jp/news/delivery-and-logistics/amazontour

普段、私たちが何気なく利用しているAmazon。商品を注文してから自宅に届くまでのスピーディーな配送は、もはや当たり前の光景となった。しかし、その裏側にある巨大な物流拠点が、一体どのような仕組みで動いているのか、想像したことがあるだろうか。

Amazonは10月6日、同社の物流拠点であるフルフィルメントセンター(FC)を無料で見学できる「Amazon Tours」を、日本で初めて開始すると発表した。場所は千葉県千葉市にある千葉みなとFCだ。

最新ロボットが働く巨大倉庫の内部へ

「Amazon Tours」は、これまで米国や欧州などの一部地域で展開されてきた人気の見学ツアー。参加者は約60~90分かけて、実際に稼働しているFCの内部を歩きながら、Amazonの物流を支える最先端のテクノロジーや、安全な職場環境をその目で見ることができる。

今回、日本初の開催地となった千葉みなとFCは、2023年に開設された国内最大規模の拠点だ。延床面積は12万平方メートルと、東京ドーム約2.5個分に相当する広さを誇る。このツアーのハイライトは、なんといっても商品棚を自律的に持ち上げて移動する「Amazon Robotics」だろう。数多くのロボットが効率的に動き回る様子は圧巻の一言だ。

参加は無料、ただし事前登録と服装に注意

このツアーは無料で参加できるが、公式サイトからの事前登録が必須となっている。カレンダーから希望の日時を選び、必要事項を入力すれば予約は完了だ。

ただし、参加にあたってはいくつか重要な注意点がある。特に服装に関する規定は厳格だ。安全確保のため、ツアーに参加できる服装は以下の通り定められている。

上着袖のあるシャツ(半袖・長袖可)。タンクトップやフード付きは不可。
ボトムス太ももの半分以上の長さがあるズボン。スカートやキュロット、ダメージの大きいズボンは不可。
スニーカーまたは安全靴。革靴、サンダル、ハイヒール、ブーツなどは不可。
髪型肩より長い髪は、高い位置で束ねる必要がある。
アクセサリー結婚指輪などを除き、ネックレスやイヤリングなどは外す必要がある。

これらの条件を満たしていない場合、ツアーに参加できない可能性があるため、訪問前に必ず確認しておきたい。

また、安全上の理由から6歳未満の子どもは参加できなく、写真撮影はロビーの指定された場所でのみ可能となっている。

これまで謎に包まれていた巨大物流帝国の心臓部を、自分の目で確かめられるまたとない機会。Amazonの強さの秘密を、そのスケールとともに体感してみてはいかがだろうか。

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